藍畑の一番刈り終わりました

4月の終わりに定植してから約2ヶ月半ほどで初めての刈り取りを行いました。
6月にはアブラムシが大発生してしまいどうしようかと思いましたが、なんとか自然の力でアブラムシの天敵も遅れて大発生したおかげで収穫までこぎつけました。アブラムシがでなかったら2ヶ月ほどで収穫できていたのじゃないかと思います。

いきなり農業未経験者が有機農法でやるとやはり色々うまくいかに事が出てきます。何事も経験なので色々試してみて、次の年から生かしていければと思います。

Instagramにアップした刈り取りの様子をまとめた動画です。
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こちらはアブラムシの発生した葉っぱ。白いふわふわの虫はてんとう虫の幼虫です。アブラムシを食べてくれる益虫です。

 

こちらはてんとう虫の蛹です。てんとう虫もものすごく増えました。

 

刈り取り直前の様子。アブラムシにやられて一時期成長がかなり衰えましたが、なんとかここまで成長。畝の間が見えなくなる頃が刈り取りの時期です。

 

刈り取った葉っぱは軽トラに山盛り積んでその次は茎と葉っぱを分ける藍粉成しという作業です。

 

断裁機を使って2センチほどに刻んだ藍を扇風機に当てて葉っぱと茎を選別します。葉っぱは軽いので遠くまで飛び、茎は重いので手前に落ちます。蓼藍は葉っぱにしかインディゴが含まれていないので選別された葉っぱだけを乾燥して使います。

 

葉っぱをよく日の当たる屋上でパリパリになるまで乾燥させます。

 

乾燥すると葉っぱの中のインディカンという物質がインディゴに変わり青色に変わります。すごいですね!

 

この乾燥葉を袋詰してすくもを作る秋まで保存しておきます。

という一連の流れですが暑い中、刈り取りや藍粉成し、乾燥までの工程は体力的にしんどくとても大変な仕事であることがわかりました。藍師さんは本当にリスペクトです。

また畑は2番藍が育つのを待ちます。